
教材について <前半>
幼児に英語を・・・と思ったら、誰でも幼児用英語教材が頭に浮かんでくると思います。もちろん私もそうでした。
ただ失礼ながら、幼児英語教材って、なんか、胡散臭いイメージがありましたので(個人的イメージであります!)、最初は資料請求などはしないで、ネットで情報を調べまくる日々でした。
そこで分かったのは、一番有名なアノ教材はちょとありえない値段だということ。でも、ネットで見かけるスーパーキッズと言われるバイリンガルの子どもたちはみんな、アノ教材を使っているみたいでした。
これを買わなければ、息子は英語ペラペラになれないんじゃないか?と思いました。
アノ教材さえあれば、全てうまく良くような気がして、それを手に入れることができないことを息子に申し訳なく思いました。なんだかもうここで負けた気がしました。
しかし買えないものは買えないので、他にいいものが無いかと探していると、Gogo's adventure with Englishという英語のアニメが良さそうでした。英語圏に住む母国語が英語でない児童用の英語学習ビデオだと聞いたことがあるのですが、これは定かではありません(日本向けの作品ではないことは確かで、日本語は一切出てきません。英語のみです。)。
全く英語が分からない恐竜のようなキャラクターが人間の子どもたちと友達になって英語を覚えていくというストーリー。一応教材のようだけど、教材というよりは、赤ちゃん用のアニメというイメージでした。魅力的!!しかし、どこで手に入れられるのかが分かりません。
当時、”GOGOの英語の冒険”という名前で、正規輸入されていましたが(今はありません)、これはいろんなオマケがついて、幼児英語総合教材として20万だか30万だかの値段がついていました。
20万はどう考えても高すぎやし、私が欲しいのはアニメだけやし!
探しに探して、オークションで2万円で見つけたので、思い切って手に入れました。(これも今は見当たりません)
想像通りのアニメで、息子はものすごく気に入って見ていました。
教材として欲しかったわけではなく、ただただ英語のアニメという認識だったので、一日に何話見るとか、何時間見るとか、1ヶ月は同じものだけを見るとか、そういった決まりは全く作りませんでした。
息子が見たいときに見たいものを見る、それだけです(もちろん制限はしますが)。買って直ぐは毎日のように見ていましたが、だんだんと週に1回になり、月に1回になり、年に何回かになり、最後は友達に譲っておしまいです。
Gogo's adventure with Englishは、息子の英語の基礎を作る上で大いに役に立ったと思います。
でも、これが無かったら息子は英語を話せなかった!というものではありません。これじゃないとダメというものではなかったと思います。
−−−つづく
